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2022.09.01
おおざとの赤いやね
利用者とやり取りして再確認できたこと
おおざとの赤いやねでは、利用者に合わせた視覚的な支援を取り入れています。
発達障がいのある方は、耳で聞いたことよりも視覚的なものの方が理解しやすい方が多いです。
このような方の為に、きちんと出来ている事を伝えたり、褒めたりする場面も視覚的に伝えられたら
と視覚カードを使っています。
さて、この2枚のカードはどのような意味だと思いますか?
丸とOKでわかるように、『出来ていますよ』『あっていますよ』と伝えるためのカードです。
でも、ある利用者はこのカードを見て『あか(赤)』『て(手)』と言われました。
頑張って課題に取り組んで、カードを見せられる。
その内容が『あか・・・・?』『て??』
意味わかりませんよね。
視覚的にしても、利用者がそのカードの意味を分かっていなければ、伝えたいことは伝わらないですよね。
まさに、この文章の冒頭に書いた『利用者に合わせた』支援の大切さを再確認した出来事でした。